「Deathly Hallows」ＵＳ版・第3章＆4章（ネタバレ注意）

ハリー・ポッター洋書7巻「Harry Potter and the Deathly Hallows」ＵＳ版・第3章、4章の感想です。　
なるべく辞書を使わずに、話の流れに沿って読んでいるため、解釈等の間違いがあるかもしれませんが、お許しくださいm(__)m。

ネタバレを含みますので、本を読み終わっている方または、ネタバレ大丈夫の方以外はお読みにならないようお願いします。

＜第3章＞
いよいよ、ダーズリー一家との別れのときがやってきます。

ハリーは戦いに備えて、おじさんたちを避難させます。

そこへ、不死鳥の騎士団のメンバーもハリーを移動させるために駆けつけます。

ヴァーノンおじさんは家を出ることに関して、いろいろと文句を言いますが、ハリーたちの説得もあり、最後には納得するようです。

そしてなんと、ダドリーに心の変化が現れます。

5巻でディメンターに襲われたとき、ハリーが助けてくれたことを感謝するダドリー。

別れ際に2人は握手を交わして別れます。

3章の挿絵に、ハリーと握手をしている男の子が描かれていたんですが、これがダドリーだったんですね。
この章を読んでいて、とてもあたたかい気持ちになりました。
挿絵もよかったです。

＜第4章＞
ついに、ヴォルデモートとの戦いが始まります。

この章のタイトルが「7人のポッター」(「The Seven Potter」)となっていて、コミカルな感じでした。
挿絵にも、7人のハリーが描かれていました。

1巻に出てきた、シリウスの空飛ぶバイクが再び出てきます。

ハグリッドやロンのお父さん、ムーディ先生やルーピン先生といった騎士団のメンバー、それに、ロンやハーマイオニーといったおなじみの顔ぶれがそろいます。
ここで、ハリーがルーピン先生とニンファドーラが結婚したことを知ります。

そして、ムーディ先生が計画の変更を伝えます。
17歳になるまでは、トレースというものが原因で　魔法を使ったことが魔法省に知られてしまうこと、それによって　デス・イーターたちにもハリーの居所を教えてしまうことになるおそれがあるという理由からのようです(解釈が違っていましたら、すみません)。

そこで、ポリジュース薬を使い、残りの仲間がハリーに化けて敵を混乱させ、その間に本物のハリーを移動させる作戦に変更したようです。
タイトルの「The Seven Potter」はこういうことだったんですね。

ハリーも最初は危険だからと髪を渡すのを拒否しますが、最後には渡します。

他のメンバーはセストラルで移動し、本物のハリーはハグリッドとバイクで移動することになります。

ムーディ先生が「幸運を祈る」といって、移動開始となります。

しかし、移動中、ヴォルデモートたちが攻撃を仕掛けてきます。

一方、ハグリッドとバイクで移動中のハリーにも、少しトラブルが起こります。

ヘドウィグの鳥かごが、彼のひざの間から落ちてしまいます。

おそらく、バイクにのせる場所がなかったんでしょう。

その鳥かごに、デス・イーターの死の呪文が直撃。

ヘドウィグが犠牲になってしまいます(T_T)。

まさか死ぬとは思わなかったので、この章を読んだときは本当にビックリしました。

ハリーはハグリッドに引き返すよう言いますが、彼は引き返さず　そのまま移動を続けます。

頻繁に続く、デス・イーターの攻撃に、ハリーは「エクスペリアームス」を唱えます。

この武装解除の呪文が居所を知らせてしまったのか、それとも何か他の理由があるのかはわかりませんが、デス・イーターたちに　本物のハリーだとわかってしまいます。

ハグリッドはハリーにしっかり捕まっているように言って、バイクのスピードを上げていきます。

しかし、ヴォルデモートの攻撃を受け、2人は地面に落下してしまいました。

2人が無事であることを願っています。