ハリー・ポッターの部屋
ハリー・ポッターの本や映画などの感想ブログ
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「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」2007/8/29
真ん中の席で見たので、ものすごい迫力でした。
原作と違う箇所や時間の関係上、カットされていた部分もありました。
不死鳥の騎士団の創立メンバーをハリーに説明する場面。
これは原作だと、ムーディ先生が説明していますが この映画ではシリウスになっていました。
また、ロンとハーマイオニーの監督生のエピソード、クイディッチの場面、シリウスの両面鏡のエピソードなどが全面的にカットされていました。
特に、シリウスの鏡は今後の伏線にもなってくるようなので、この鏡について 一切触れられていなかったのが残念でした。
クライマックスのシリウスが亡くなる場面は、やはり泣いてしまいました。
絶叫するハリーの姿に、胸が締め付けられました。
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」原作を読んで
図書館で原作を借りて、読んでいました。
やはり、一番ショックだったのは 下巻のシリウスが亡くなる場面ですね。
映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を見た後にこの本を読んだので、映画のクライマックス場面が頭の中に浮かんでくるほどでした。
ハリーが何度もシリウスの名前を叫ぶ箇所を読んで、思わず泣いてしまいました。
ラストのダンブルドア先生との会話場面や、シリウスからもらった両面鏡を悲しみのあまり割ってしまう場面は、読んでいてとても痛々しかったです
ただ、シリウスの死に方が割とあっさりしているような印象を受けました。
生きているのか、死んでいるのか、ちょっとはっきりしません。
このシリウスの死に関しては、ハリー・ポッター関連のファンサイトで考察がされていて、私もいくつかのサイトを見て回りました。
シリウスは「亡くなった」と解釈している方と「亡くなっていない」と解釈している方がいて、考え方もさまざまだなあと思いました。
私の解釈としては、シリウスは亡くなっているのではないかと思います。
ダンブルドア先生の言葉もそうですが、ベラトリックスが放った閃光が、シリウスに致命傷を与えたのではないかなあと思っています。
本では「二番目の閃光がまっすぐシリウスの胸に当たった」とあり、閃光の色(あるサイトに、赤の閃光が失神呪文で、緑の閃光が死の呪文との説明があり、大変わかりやすかったです)も呪文も一切書かれていませんでした。
これに対して映画は、ベラトリックスが放った死の呪文(8/10に字幕版を見たとき「息絶えよ」と字幕表記が出ていました)によって、シリウスは亡くなっています。
映画のほうがシリウスの死に関して わかりやすい描き方をしているなあと思いました。
本の部分を映画の解釈で考えると、ベラトリックスがシリウスに放った閃光は緑色の閃光だったのではないかと…。
それがシリウスの胸に当たって、ベールの向こう(このベールにも何か秘密がありそうですが…)へ沈んだのではないかと考えています。
ですが、この先のヴォルデモート卿との戦いで、シリウスは何らかの形でハリーに力を貸してくれるのではないかなあとも思っています。
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」字幕版(ネタバレあり)
観覧日:2007年8月10日・渋谷TOEI2にて
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の字幕版に初挑戦してきました。
大学時代に英語を専攻していたので、英語自体には、それほど抵抗はありませんでした。
ただ、視力があまりよいほうではないので、長時間 字幕を見るのは厳しいかなあと思いました。
練習がてら、自宅で「アポロ13」のDVDを字幕版で見たところ、ものすごい疲れてしまいました(苦笑)。
作品自体も2時間弱と長いので、見ていて目が疲れてしまうのではないかと、心配していました。
しかし、実際に見てみたら、抱いていた不安が吹き飛びました。
大きなスクリーンのおかげで、とても見やすかったです。
疲れを感じずに、最後まで楽しむことができました。
今回で2回目なので、前回で見間違っていた部分等があることもわかり、頭の中で内容を整理しながら 見ていきました。
最初に感じたことは、大学時代よりリスニング力が落ちたなぁと…。
ある程度は聞き取れましたが、所々 聞き取れない箇所もありました。
字幕を頼りに、見ていきました。
まず、すごいなあと思ったのが、アンブリッジ先生を演じている女優さんの演技。
前回、吹き替え版を見たときも 声の方がとてもよい演技をしていて、いやな先生の雰囲気が漂っていましたが、今日はそれ以上でした。
迫力があり、とてもすばらしかったです。
吹き替え版を見たとき以上に、ものすごくいやな先生になっていました。
こんな先生が実際にいたら、授業は受けたくないですね。
また、ハリーとシリウスの会話場面。
ホグワーツでも孤立状態、そして眠るたびに頻繁に見る悪夢に不安になって、「僕もヴォルデモート卿のように悪に染まってしまうんじゃないか」とシリウスに相談するハリー。
それに対してシリウスは「君は悪人じゃない」と励ますところ(吹き替え版でも似たようなセリフがありました)では、ハリーとシリウスの絆のつながりを改めて感じました。
別れ際にシリウスが、「すべてが終わったら一緒に暮らそう」(吹き替え版でもこのセリフを言っていたと思います)と、ハリーに言葉をかけて この場面は終わりますが、お話の後半でシリウスは亡くなってしまうので、この約束は叶えることができないわけですよね。
それがわかっているだけに、この場面で思わず涙ぐんでしまいました。
スネイプ先生がハリーに教えた、気持ちを抑制する方法は、「閉心術」であることがわかりました。
お話のクライマックスでハリーやハーマイオニーたちが、ヴォルデモート卿及びその仲間と戦う場面は、かなり見間違えていた(思い違いをしていた)箇所がありましたね(苦笑)。
まずハリーが、シリウスが苦しめられているヴィジョンを見て、シリウスを助けようと、ヴィジョンで見た神秘部に乗り込むんですが、このヴィジョン自体が、ヴォルデモート卿がハリーをおびき出すための罠だったことがわかりました。
なので、シリウスは最初から無事だったわけです。
その神秘部内で、自分の予言を記した水晶玉を見つけるハリー。
その水晶玉を渡せと迫る、ルシウス・マルフォイ。
ドラコ・マルフォイのお父さん(ですよね…? 確か)が、ヴォルデモートの一味だったとは思いませんでした。
さらには、シリウスのいとこである、ベラドリックスも襲ってきて 大ピンチに。
それを救うべく、颯爽と登場したシリウスがカッコよかったです。
この場面のシリウスのセリフは、「その子に手を出すな!」と字幕表記が出ていましたが、吹き替え版では「私の息子に手を出すな!」と言っていたような気がします。
彼はハリーの名付け親でもあるので、吹き替え版では、あえてこのような訳にしたのかなあと考えています。
吹き替え版のセリフのほうがインパクトがありました。
シリウスが命を落とす場面、最初に吹き替え版を見たときは、ハリーを守ろうとして(彼のことをかばったように見えたので)、命を落としたように思いましたが、そうではなかったことが、今回の字幕版を見てわかりました。
いとこのベラドリックスに「息絶えよ」と呪文をかけられ、それによって 消滅してしまうというものでした。
この「息絶えよ」という字幕が出た際、息絶えよの文字の上にカタカナで読み仮名のようなものが出ていました。
おそらく、「息絶えよ」の意味を示す、呪文の名称だとは思いますが、それを読みとろうとしたときに字幕が消えてしまったので、カタカナの文字までは判読不可能でした。
死の間際、シリウスが最後にハリーに見せた優しい微笑みに、吹き替え版を見たとき以上に泣いてしまいました。
この後でハリーの体をのっとったのは、デス・イーターではなく、ヴォルデモート卿自身でした。
ハリーが苦しみながらも、閉心術を使い、これに打ち勝ったのが印象に残っています。
ダンブルドア先生と、ヴォルデモート卿との対決シーンは大迫力でした。
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(吹き替え版・ネタバレあり)
「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」(日本語吹き替え版)
観覧日:2007年8月8日(ユナイテッド・シネマ豊洲 5スクリーンにて)
就職活動後に、ユナイテッド・シネマ豊洲にて、「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を見てきました。
最初は、字幕版を見る予定でいましたが、上映開始時間が中途半端で 昼食がとれそうにありませんでした。
次の上映時間を聞いたところ、18:15とのこと。
家に帰るのが遅くなってしまうので、字幕版の観覧を断念し、吹き替え版で観覧しました。
次回、見る機会があれば 字幕版を見てみたいと思います。
今回のストーリーは、ヴォルデモート卿の復活を認めようとしない魔法省と、ハリーたちの対決を描いたお話で、幕開けから ハラハラ・ドキドキの展開でした。
ハリーの住んでいるところに、ディメンターが現れ、ハリーは身内の1人を助けるために、魔法を使ってしまいます。
人間の住む世界では、魔法を使ってはいけないという規則を破ったとして、ホグワーツからの退学処分を言い渡されるハリー。
しかし、そんな彼をムーディ先生たちが擁護します。
ハリーはホグワーツへ戻りますが、尋問を受けることになります。
尋問の担当官は、ハリーを有罪で処分しようとしますが、ダンブルドア先生のフォローもあり、ハリーは無罪。
ホグワーツからの退学は免れました。
ホッとしたのも束の間。
ホグワーツに、ドローレス・アンブリッジ先生という新しい先生がやってきます。
この先生が曲者で、ハリーたちに魔法を一切使わない授業をさせます。
魔法を使わずに、どうやってこの危機を乗り越えるんだろう?とハラハラしました。
ハリーはヴォルデモート卿の話をしますが、アンブリッジ先生は「そんなのは、すべてウソです」と言い放ちます。
クラスの仲間からも冷たい態度をとられるようになり、ホグワーツの中で、次第に孤立していくハリーがかわいそうでした。
しかし、そんな彼を支えたのが、ロンやハーマイオニー、そして一番の理解者でもある、シリウス・ブラックでした。
今回は、ハリーとシリウスとの会話場面が特に多く、とても印象に残りました。
眠るたびに頻繁に悪夢にうなされ、辛く 苦しい気持ちをシリウスに打ち明けるハリー。
そのハリーの気持ちをすべて受け止め、元気づけようとアドバイスをするシリウス。
常にシリウスがハリーのそばにいて、彼を支えているような感じでした。
ハリーとシリウスとの絆が、また一段と強くなった印象を受けました。
ハリーにとってシリウスは一番の心の支えであり、よき理解者だったろうと思います。
そのシリウスがお話の後半で、まさかあんなことになってしまうなんて…。
一方、ロンとハーマイオニーはクラスの仲間を集め、アンブリッジ先生のいないところで、魔法を練習することにします。
魔法を教えるのは、もちろんハリー。
ハリーを中心に、みんながひとつにまとまっていくところが印象的でした。
これを機に、ハリーを遠ざけていた仲間がハリーに謝り、また一緒に話ができるようになったのもよかったです。
また、ハリーはスネイプ先生の指導のもとで、デス・イーターにつけこまれないようにするための気持ちを抑制する(心をおさえると言っていたような気もしますが…)方法を学び、これを何とか習得します。
ところが、魔法を教えていたことがアンブリッジ先生にバレて またピンチになってしまいます。
ハーマイオニーの機転で、この難を逃れます。
ハリーは、シリウスがヴォルデモート卿の仲間である、デス・イーターに苦しめられているヴィジョン(予知夢のようなものだと思われます)を見て、彼を救うために、ロンたちと共にヴィジョンで見た場所へ向かいます。
そこで自分の予言を記した水晶玉を手にしますが、ヴォルデモート卿の仲間(そのうちの1人は、デス・イーター)が待ち構えていました。
ロンたちを人質に、それを渡せと迫るヴォルデモートの仲間。
ハリーが水晶玉を渡そうとしたそのとき、シリウスが助けに現れます。
彼が無事でホッとしました。
ハリーはシリウスと力を合わせて戦います。
このときに、シリウスがハリーの中に 父親のジェームズの姿を見たようで、「行くぞ! ジェームズ」と言葉をかけていました。
しかし、ヴォルデモートの仲間の力は圧倒的でした。
ハリーを亡き者にしようと攻撃をするデス・イーター。
その攻撃からハリーを守ろうとした(かばったように見えました)シリウスは、逆に攻撃を受けて命を落としてしまいます。
この場面は涙が止まりませんでした。
シリウスが命を落とすとは思っていなかったので、衝撃を受けました。
昨年末、図書館で見た、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」でもセドリックが犠牲になる悲しい展開でしたが、今回はシリウスが…。
「炎のゴブレット」で犠牲者が出たので、今回は誰も犠牲になることなく、ストーリーが展開してほしいと願っていましたが、また犠牲者が出てしまいました(T_T)。
消滅していくシリウスを追おうとするハリーを、必死で止める友達。
この場面での、ハリー役のダニエル・ラドクリフくんの表情が忘れられません。
セリフ等は一切入っておらず(この演出が大変 効果的でした)、口の動きのみでしたが、ハリーの悲しみが手にとるように伝わってきました。
「シリウス!!」と、声を限りにして叫んでいるような、そんな場面でした。
そこへ、ダンブルドア先生が現れて、デス・イーターと戦います。
この戦闘場面は、大迫力でした。
また、デス・イーターは シリウスを失って、悲しみに沈んでいるハリーの心の隙を狙い、彼の体をのっとります。
しかし、ハリーはスネイプ先生に教わった方法でこれをはねのけ、自分を取り戻します。
ハリーが体をのっとられたときは、どうなることかと思いましたが、最後は助かって ホッと胸をなでおろしました。
お話の最後は、アンブリッジ先生は尋問のため、ホグワーツをおわれる身となります。
こうして、ホグワーツでの生活も元に戻って 上映終了となりました。
大円団ではありましたが、シリウスを失ったハリーの悲しみは、とてつもなく大きいと思います。
この後どのようにして、ヴォルデモート卿との決着がつくのか 非常に気になります。
ハリー・ポッターシリーズは、今までテレビでしか見たことがありませんでした。
今回、初めて映画館で見ることができました。
とてもうれしかったです。
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